第39回日本リーグ
2014-2015 Season

試合結果

JHL戦況報告　第14週

第1日・2015/02/14(土)
 
第2日・2015/02/15(日)

　◆　男　子　◆

トヨタ車体　　　39 (20- 8, 19-20) 28　豊田合成

  • 　『トヨタ車体、ホーム最終戦を勝利で飾る』
  • 　トヨタ車体が試合開始から３連取で早々に突き放しにかかるかと思われたが、豊田合成も負けずに３連続得点で同点とする。暫くは一進一退の攻防が続くが、前半１３分過ぎから、トヨタ車体オフェンスが大爆発。７連続得点で一気に合成を突き放し、２０－８で前半を終了。
    　後半に入ると豊田合成も気を吐き、両者互角の戦いとなる。しかし、前半のリードを守り切ったトヨタ車体が、危なげなく逃げ切りに成功した。

トヨタ自動車東日本　28 (13-11, 15-12) 23　トヨタ紡織九州

  • 　『トヨタ自動車東日本、接戦を制して5勝目をあげる！』
  • 　前半立ち上がり15番野間、2番濱口のシュートで2点を連取したトヨタ自動車東日本はその後もリードを保ち、試合を優位に進めたが、トヨタ紡織も15番野田、14番梅本などでじりじり追い上げ、15分には2番中畠のミドルシュートで逆転した。しかし、トヨタ自動車東日本は20分から15番野間のポストシュートなどで4点を連取、13-11と2点差で折り返した。
    　後半に入っても、互いに点を取り合う接戦となったが、東日本は要所で2番濱口がシュートを決めて紡織の逆転を許さず、5点差で逃げ切った。
    　

大同特殊鋼　　　24 (15-11, 9-10) 21　湧永製薬

  • 　『大同、プレーオフ進出決定！』
  • 　地元湧永の大声援の中，大同のスローオフで試合開始。序盤大同は野村，平子，高，武田と得点を重ね，湧永は樋口，今井のポストシュートで得点を重ねる。前半10分過ぎから，大同はGK東の好セーブから高，野村，平子と速攻で加点し，9-5大同リードで湧永タイムアウト。タイムアウト後，湧永は速攻から樋口，小賀野のポストシュートで点差を詰めるが，大同は野村のミドル，高のカットインで点差を詰めさせない。湧永は23分過ぎからシグフソンを投入し，攻撃のリズムを変えにかかり，大同はタイムアウト。26分過ぎから大同は高の個人技で，湧永は小賀野，シグフソンで加点し，15-11大同リードで前半終了。
    　後半は湧永は樋口のカットイン，大同は高のミドルで始まる。大同は岸川，野村，加藤と得点を重ねるが，湧永はGK志水の好セーブから今井の身体を張ったポストプレーやシグフソンの個人技で残り15分1点差に詰める。湧永はリズムをつかみ，DFから速攻でチャンスを作るが，大同GK久保が阻む。残り7分過ぎ一進一退の攻防の中，大同は野村のミドル，加藤の力強いポストプレーから差を３点差にする。残り６分過ぎ，シグフソンがレッドカードを受け，湧永は1人退場。大同が突き放しにかかろうとするところに，湧永がタイムアウト。残り3分、大同は千々波の速攻から差を5点に突き放す。湧永は谷村，仁平が得点するが，24-21で大同が湧永を下し，プレーオフ進出を決めた。

　◆　女　子　◆

北國銀行　　　　26 (17-10, 9-14) 24　ソニーセミコンダクタ

  • 　『北國銀行、プレーオフ1位通過を地元で決定！』
  • 　3番鰍場の連続得点により、北國銀行が先制。ソニーも6番川村の7mスローで得点を返す。北國銀行は堅守から得点を重ね、7-1となったところでソニーはタイムアウトを要求。中盤、互いに譲らない展開になるも、北國銀行の速攻などにより、前半17-10で折り返す。
    　後半はソニーが先制。互いに点を取り合い、北國銀行のミスの間にソニーは差を詰める。しかし、前半の差が響き26-24でタイムアップ。北國銀行は、プレーオフ1位通過を決め、地元開催へ弾みをつけた。なお、北國銀行9番横嶋かおる選手が通算500得点を達成した。
    　
    　

オムロン　　　　27 (17- 5, 10- 4) 9　ＨＣ名古屋

  • 　『オムロン、ゴールラッシュでＨＣ名古屋に快勝！』
  • 　ＨＣ名古屋の先制ではじまったが、その後、オムロンが怒涛の１１連取。食い下がるＨＣ名古屋に対し、オムロンは警告・退場を重ねるが、１２点差をつけて前半を終了。
    　後半に入ってもオムロンのゴールラッシュは続く。ＨＣ名古屋、必死の奮闘も虚しく、試合終了のブザーが響く。

広島メイプルレッズ　27 (10- 7, 17-12) 19　三重バイオレットアイリス

  • 　『バイオレット、接戦に持ち込むも勝利に届かず。メイプル宋選手通算400得点 達成！』
  • 　前半15分近くまで3-3と両チームGKの好守もあり、ロースコアの立上がりとなった。その後も一進一退の攻防が続いたが、メイプルは21分過ぎから7番宋の7mスロー、4番木田のサイドシュートなどでペースをつかみ10-7と3点差で折り返した。
    　後半巻き返しを図りたいバイオレットは19番万谷、20番原のロング、21番池原の7mスローなどで食い下がるが、メイプルは通算400ゴールを挙げた7番宋や2番増田のロングシュート、4番木田のサイドシュートなどで着実にリードを広げ勝利した。
    　

　◆　男　子　◆

大崎電気　　　　28 (12- 5, 16-10) 15　北陸電力

  • 　『大崎が貫禄の１４連勝。北電初勝利ならず。』
  • 　北電10番小川のポストシュートで試合の幕が上がる。大崎の果敢な攻撃に対して、北電は16番川添の好セーブで対抗する。しかし、北電はOFのミスによる逆速攻で失点していく。流れの乗れない北電とは逆に流れに乗った大崎が、その後も固いDFからの素早い速攻で得点を重ねていく。そのまま大崎がリードを保ち、12-5で前半を折り返す。
    　北電は後半開始直後から24番信太にマンツーを仕掛けるが、タレント揃いの大崎が北電を翻弄。高めの牽制DFから24番信太の逆速攻など5連取と確実に加点していく。対する北電は23番成田が後半6得点と奮起するも、大崎の厚い壁を破れず北電万事休す。地元で初勝利を飾りたい北電であったが、大崎が圧倒し14連勝目を収めた。

　◆　女　子　◆

オムロン　　　　22 (15- 8, 7- 3) 11　飛騨高山ブラックブルズ岐阜

  • 　『高山の猛追を許さず、オムロン制す！』
  • 　試合序盤は、オムロンが７番藤井のミドルなどで７-０と一方的な展開を見せる。そこで、高山はタイムアウトを請求し、流れを変えようとする。これが功を奏してか、高山は１７番金のミドル、スカイプレーなど多彩な攻撃により、前半２０分には８-６と詰め寄る。しかし、簡単に反撃を許さないオムロン。５番稲葉や７番藤井のミドルにより１５-８で前半を折り返す。
    　高山は積極的に攻めるが、オムロンのカバーの早いDFにより攻撃のリズムに乗れず、失点を重ねていく。オムロンも突き放しにかかるが、高山の粘り強いDFにより、両者５分間無得点の時間帯が続く。この状況を打開すべく両者タイムアウトを請求するが、一進一退の攻防が続き、後半ロースコアで試合終了。オムロンが試合を制す。

広島メイプルレッズ　31 (13- 9, 18- 8) 17　ＨＣ名古屋

  • 　『メイプルレッズ後半一気に加速、リードを広げる！』
  • 　前半5分までは2-2と互角の立ち上がりであったが、メイプルは5分過ぎから、19番松村、7番宋の速攻、15番高山のポストプレーなど10分間で6得点し、ゲームの主導権を握った。しかし、HC名古屋も9番藤田、4番福井らのシュートで食い下がり、前半は13-9とメイプルの4点リードで折り返した。
    　後半立ち上がり、メイプルは2番増田のロングシュート、9番門谷の速攻などでいきなり5点を連取し、一気にリードを広げた。HC名古屋も21番川下、4番福井らのシュートで反撃するが、メイプルは7番宋、15番高山らでさらにリードを広げ、勝利した。

北國銀行　　　　31 (14- 8, 17- 5) 13　三重バイオレットアイリス

  • 　『北國銀行スピード豊かな攻撃で全勝を守る！』
  • 　今シーズン全勝ですでにプレーオフ1位通過を決めている北國は、13番横嶋の7mスロー、5番塩田のミドルシュートで2点を先制、その後も11番翁長の速攻などで10分に5-1とゲームの主導権を握った。三重も1番GK山根が好セーブを見せ、9番村田の速攻、15番多田のロングシュートなどで反撃するが、パスミスを速攻に結びつけられるなどペースを乱し、14-8と北國6点リードで前半を終了した。
    　後半に入っても流れは変わらず北國はスピードある速攻や13番横嶋、14番河田らのロングシュートなどで次々と加点、シュートチャンスを作れない三重を後半4点に押さえて、大差で全勝を守った。

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