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第37回日本リーグ
2012-2013 Season
試合結果
JHL戦況報告 第14週
第1日・2013/01/19(土)
◆ 女 子 ◆
オムロン 32 (18- 7, 14- 5) 12 三重バイオレットアイリス
『オムロン、スピード豊かな攻撃で勝利!プレーオフ出場を決める!』
立ち上がり、バイオレットアイリスは、現在首位を走るオムロンに対して、積極的に攻撃を仕掛け、早船のカットインシュートで先取点を奪うと、その後も小稲の2本のサイドシュート、石坂のカットインシュートなどで12分まで6-6と一歩も引かない善戦を見せた。しかしその後、オムロンのGK藤間を中心とした堅いディフェンスを攻めあぐね、前半終了前に大山がポストシュートを決めるまで18分間ノーゴール。その間にオムロンはスピード豊かな攻撃から藤井の力強いロングシュート、東濱の切れのあるカットインシュートなどで連続12点をゲット、大差をつけて前半を終了した。
後半、地元バイオレットの巻き返しが期待されたが、万谷のミドル、黒川のサイドシュートなどが決まるものの、結局オムロンのディフェンスを攻めきれず、逆にオムロンは速攻から澤田、松本らが次々とサイドシュートを決め、リードを広げて首位を守った。
広島メイプルレッズ 28 (15-15, 13-11) 26 北國銀行
『メイプル2位浮上、北國破る !』
現在2位の北國銀行と3位地元広島メイプルレッズとの一戦、両チームともプレーオフを睨んでの大切な戦いとなる。メイプルディフェンスは5-1、北國は6-0布陣でスタート、両チームともセットでじっくり攻める。7分半まで5-5とまったく互角の立ち上がり、メイプルは宋、高山、北國は若松、横嶋と双方持ち味を発揮しての攻防を繰り広げる。中盤、運動量の豊富な北國が速攻から得点を重ね17分10-7と3点リード、主導権を握る。対するメイプルはタイムアウト後、北國・石野の退場を誘い、逆襲、9-10とすかさず2点差に詰め寄る。北國も慌てず若松が得点を挙げ、一進一退の攻防に、24分まで13-12と北國リード。両チームとも終盤に入っても主導権を譲らず、白熱した攻防を繰り広げ、15-15で前半を終了した。
後半に入っても、両者一歩も譲らず、7分半まで18-18。中盤に入り、先行する北國をGK堂面の好セーブと宋の得点で必死に食らいつくメイプルの展開に16分まで22-22。16分44秒、メイプルが早川の速攻で逆転したところで北國がタイムアウトの請求。メイプルはここから増田、高山が連続得点をあげ、この日最大の3点リードを奪い、25-22。攻撃のリズムを失った北國を尻目にメイプルは得点を挙げ、28-23と5点差に。しかし、粘る北國もGK田代がノーマークシュートをセーブする中、後藤、横嶋で得点を返し、3連取。26分には2点差に。緊迫した展開の中、残り90秒守りきったメイプルが勝利。勝ち点で上回り、2位に浮上。最後まで息をつかせぬ好ゲームであった。
ソニーセミコンダクタ 24 ( 9- 5, 15- 5) 10 HC名古屋
『苦況ながらも地元の声援に勝利でこたえる』
ホームのソニーは右サイド黒木、右45髙橋、センター古川、ポスト錦織、左45田中、左サイド石井、GKは昨年12月アジア大会で活躍した飛田でスタートする。昨年末左肩を負傷した山野はベンチ。ソニー6-0ディフェンスに対し、名古屋はNo.19金塚をトップに置く5-1ディフェンスで粘りたい所。前半はソニーがダブルポストで名古屋ディフェンスを崩しにかかるが、今リーグ最多本数を受けながらも100本近い阻止を続けているGK近藤を中心に粘りのディフェンスを見せ、相手のパッシブプレーも4回あったが17分までに7-0とソニーリード。名古屋の初得点は18分、ルーキーNo.4福井のカットイン。同じく鈴木の7mスロー、No.19金塚の連取で5-9として前半終了。
後半立ち上がり名古屋ディフェンスが粘り、ソニーディフェンスも少し荒くなってシュートチャンスも出来るが、GK飛田が立ちはだかり点差も開き10-24でゲームセット。苦しいチーム状況の中で勝利したソニー。次戦以降も粘りを見たい。
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