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第36回日本リーグ
2011-2012 Season
試合結果
JHL戦況報告 第1週
第1日・2011/10/29(土)
◆ 女 子 ◆
北國銀行 39 (14- 6, 25- 8) 14 HC名古屋
『北國銀行、連覇に向けて好発進!』
開幕戦ということもあり、両チーム共気合の入ったアップを終えHC名古屋のスローオフで試合開始。立ちあがり、北國は18番若松のサイドシュートをかわきりに8番小野澤、3番鰍場のシュートで3点を連取。HC名古屋も8番阪本のポストシュート、14番横井のミドルシュートで応戦。ダブルポストやポジションチェンジ攻撃で加点を狙うHC名古屋だが、初戦の緊張からかミスが多くなかなか得点を決められない。一方、北國は相手のミスにつけ込み速攻を出すも、ミスが多くつき放すことができず一進一退の攻防が続いたが、ポスト横嶋を起点とした攻撃で前半を14対6北國のリードで 終了した。
後半開始直後、北國10番後藤が連続得点をあげ、落ち着きを取り戻した北國は、運動量豊富なディフェンスから速攻へとつなぎ、着実に点差をはなしていく。HC名古屋も3番伊藤、7番細田の得点で追いかけるも、北國・上町、樋口らの活躍により加点し、39対14で北國が勝利し、2連覇へ向け好発進となった。
広島メイプルレッズ 31 (13- 8, 18-10) 18 三重バイオレットアイリス
『メイプルレッズ、開幕戦を勝利で飾る!』
開幕戦とあって、両チームとも緊張が隠せず動きが固く、立ち上がりはお互いミスの多い試合となった。そこから、抜け出したのは地元の声援を背に受けたメイプルレッズ。三重のパスミスやシュートミスに乗じての速攻などによる4連取で8分には5-1とリードする。メイプルもミスをするが、三重はなかなかそこにつけ込むことができず点差を詰めることができない。その後は、互いに点を取り合い、メイプル4点リードのまましばらく経過。15分過ぎからメイプルのミスが目立ち始め、三重は15番伊藤のミドルなどで追い上げ、18分には7-8の1点差に詰め寄ったものの追いつくところまでは届かず、メイプルが7番宋のミドルなどで引き離し、13-8のメイプルリードで前半を終えた。
後半に入っても同じような展開となった。引き離せそうで引き離せず、追いつけそうで追いつけないという互いにジリジリとした展開が8分過ぎまで続いたが、そのような中、三重は9分、11分と与えられた7mスローをメイプルGK堂面の攻守で得点できないなど流れを引き寄せることができなかった。こうなると試合はメイプルのペース。これまでとは見違えるように攻守の動きが良くなり、多彩な攻撃から、次々と得点を重ね、地元での開幕戦を31-18の大差で飾った。
オムロン 35 (18-11, 17-14) 25 ソニーセミコンダクタ九州
『オムロン、大差で初戦を飾る!』
ロンドンオリンピックアジア予選のため、短かい調整期間で日本リーグのスタートを迎えた両チーム。やはり、ゲームの立ち上がりは互いにプレーがかみ合わずミスが目立った。先制したのはソニーであったが、オムロンは11番永田の連続速攻ですぐに逆点。その後はソニーのセンター5番田中、オムロンのセンター8番石立のカットインなどで互角の展開。ゲームが動いたのは中盤過ぎ、オムロンは7番藤井の7mスローをきっかけに7連続得点で一挙にペースをつかみ抜け出した。対してソニーはディフェンスを6-0から3-2-1にかえ何とか流れを引きもどそうとするが、サイドの11番黒木らが単発で決めるにとどまり前半は18-11の7点差、オムロンリードで折り返す。
後半に入ってもオムロンの勢いは止まらず、ゴールキーパー1番藤間を中心とした固い守りから、3番高田の速攻や新加入の22番金のポストシュートなどで着々と加点。なかなか反撃の糸口が見えないソニーであったがセンター田中の好リードで若手の2番山野のミドルシュートや3番髙橋のサイドシュートなどで一時は点差を詰めたが、若手を次々に導入するなど余裕のゲーム運びをみせるオムロンの勢いは止まらず、最終的に35-25の大差でオムロンが勝利した。
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