JHL戦況報告
12月11日(土)
大崎 37-35 合成
(16-14, 21-21)
『大崎、合成を振り切る ! ! 宮﨑、リーグ600得点達成』
豊田合成の高い3-2-1ディフェンスに対して大崎電気が個人技で対抗し、得点を決めて試合が始まった。攻めあぐむ大崎電気に合成が9番中島の切れのあるシュートで追いかける攻防が5分過ぎまで続く。相手の反則から8番東長濱が7mスローを決め攻撃のリズムをつかんだ大崎が、11分過ぎに7-3とリードした。合成も9番中島のミドルシュートが連続して決まり、前半を16-14と追い上げて終る。
後半は合成の気迫あふれる攻撃で幕を開けた。13番今村のミドルシュート、6番大橋のサイドシュートが決まり、17-17の同点とする。一方大崎も、16分過ぎに77番宮﨑が速攻を決めるなど28-25と再びリードした。宮﨑のこの得点が日本リーグ600得点となり、会場は大いにわいた。試合の流れを戻したい合成は、タイムアウト後、粘り強いディフェンスで相手のミスをさそい、25分過ぎに34-33と大崎を追撃する。接戦を制したのは大崎のコンビプレーである。13番森のポストを起点に得点をあげ、追いすがる合成を37-35で振り切った。合成の9番中島の力感あふれるミドルシュート、大崎13番森の確実なシュートが光った。